2010年10月31日

ビューティフルボーイ

東京国際映画祭で観てきました。

結論を提示せず、ありのままを見せることによって視聴者に問題提起するタイプの映画って、すっと心に入ってくるものと全く響かないものがあって、それは観てる方(=自分)のその時の気分におおいに左右されたりもするので一概に響かないから出来が悪いとは言えないのだけど、残念ながらこれは後者の方でした。劇場では泣いている人もいたし、ちらっとググって見た限りではおおむね好評なので、またも自分にがっかりパターンの模様。あーあ。
特別に美化もせず、大げさにでもなく、ただ淡々と、どこにでもいる人たちに突然降りかかる、答えのない悲劇を静かに描写していて、無駄もないし、出来の良い作品。ただ、ドアの隙間から撮った映像だとか、手持ちカメラ風ドキュメンタリー風の映像だとか、ちょっとあざとく感じてしまいました。
主人公一家の家庭環境が自分と似すぎていて、いたたまれない気持ちに。母親に感情移入できず、息子やトリッシュ(弟嫁)にシンクロしちゃったものだから、話に入っていけなかったのですね。ラストもある種の救いのつもりなんだろうけど、この先一生この人たち不幸なんだろうなあという気持ちが先に立ってしまいました。自分たちが望んでいない道を選択せざるを得ない、というのを映画でまで提示されるのは、今は見たくなかったということなのかな。
やっぱ今の気分に合わなかったということか。いい映画なのに。
posted by alek at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国



TVで。TVで観たというのに長すぎと感じてしまったということは、劇場で観たらしんどかったかも。つまらないかというと、そういうわけでもないんですけど・・・。お話の方は宇宙人ネタで、今回は南米が舞台。なるほど。
インディから息子へ、という世代交代の流れはきれいでしたが、じゃあ続編が観たいかというと、それはまた別の話(要するに興味が持てない)。やはりアクションが厳しいところがあり、ハリソン・フォードもお爺ちゃんになったなあ、と少々寂しくなってしまいました。
シャイア・ラブーフは主役張ってるよりも、脇で憎めない若造役をやってるほうが輝いてると思う。コンスタンティン とか。
posted by alek at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

最近観た映画

ベルヴィル・ランデブー


仏製アニメ。ジブリから出てるのね。レンタルショップで、海外アニメのコーナーだと思いこんでいました。道理で探してもないわけですよ。

感想を検索すると絶賛ばっかりなのですが、私はイマイチでした。しょぼーん・・・。
映像と音楽は素晴らしいのですが、一部を強調したキャラクターデザインと、ジョークのセンスが合わなくて。カエルは笑いどころなんだろうけど、あのグロさはちょっと。
なんだけど、ショメ監督の次回作はトレイラー見る限りかなり好みだったりします。公開予定はないのかなあ。

The Illusionist


PTU



久しぶりの香港映画。ジョニー・トー監督。トー作品の中では微妙な出来らしいですが、面白かった!
文字通りバナナの皮で滑って転んだばっかりに事態が悪い方向に転がって行く・・・というありえない発端から展開する話なのですが(コメディすれすれだけど、違います)、妙な説得力と緊迫感があり、なぜか納得させられてしまいます。ラストは緊張感溢れる銃撃戦にも関わらずアホっぽいオチなのですが、世の中そんなもんだと思わされる妙な説得力がありました。
トー監督はおおよそ2時間という映画の時間枠の中で、きっちりと虚構を作りこむことができる人なので、世界観に入りこみやすくて好きです。え?当たり前?
濃いから体力ある時しか観られないけど・・・。
posted by alek at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ

英国病発症中です(年に一度くらいの頻度で英国産ドラマやコメディがやたら観たくなる病気)。
というわけで以前から興味のあったBBC制作のこのドラマを観てみました。邦題だと今にも変身しそうですが、特撮ではありません。
マンチェスターを舞台に、交通事故に遭った警部が目覚めるとなぜか1973年で、しかも警部補として異動してきたことになっており、周囲と衝突しながらも現代の捜査方法で事件に挑んでいくことに。時折ラジオやTVから医者の声や生命維持装置の音が聞こえてくるので、どうやら主人公は現代で昏睡状態にあるらしいのだけど、夢や幻覚を見ているのかそれとも本当にタイムスリップしたのか分からない・・・というのがおおよそのあらすじ。タイトルはデヴィッド・ボウイの曲から。全編70年代のヒット曲で彩られているそうですが私はほとんどわかりませんでした。歌詞や曲のタイトルが分かればストーリーもずっと面白く感じられるんだろうなあ。ファッションや風俗も忠実に再現されているそうなので、そっち方面が好きな人にはたまらないかと。ちなみに、アメリカとスペインでリメイクされていますが、どっちも未見。米版はラストが違う模様。

ミステリーとしては出来が微妙な回もあるし、突出して面白い回というのも無いんだけど、最後まで観ると色々と考えさせられるような構造になっています。全ての回に、ただ事件を解決するだけじゃなくて、それ以上の意味があったということがわかるんですね。最終回が衝撃的なので、途中で投げ出さずに最後まで観てほしいです。おすすめ。
最終回のラスト15分くらいからボロボロ泣いてしまって自分でもビックリでした。
このシリーズ、キャラクターが魅力的です。見どころは一話に一度くらいやってくる、サム(主人公)の涙目タイム(笑)。繊細すぎてあの若さでどうやって警部まで昇進したのか突っ込みたくなるけど、シーズン2では有能なので許す。ジョン・シムかわいいし。サムの上司のハント警部がまたいいんですね。暴力的だし言葉は悪いし差別的で、21世紀のモラルと正義感で突き進むサムと衝突しながらもだんだんいいコンビになっていくとことか、定番ですが、だがそこがいい!アニーのふわふわして母性的な雰囲気も好きです。全編通してサムの天然タラシっぷりに振り回されてちょっとお気の毒ですが。
普段は気にいると吹き替えと字幕と両方観るんですが、これはマンチェスターが舞台ということで北部訛りなせいか、吹き替えがしっくりきませんでした。とはいえ、吹き替えでどこかの方言に置き換えられちゃったら、おかしくて観れないんだろうけど・・・。

Life on Mars Trailer


続編もあります。今年完結したので、順次日本にも入ってきてほしい・・・。今度は1981年のロンドンが舞台。濃いなあ80年代!

Ashes to Ashes trailer




posted by alek at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハムナプトラ3



TV鑑賞。冒頭3分でダメ映画だと予想したけど(説明長すぎ)、ダラダラと家で観る分にはそんなに悪くなかったです。でももう一度観るかといえば・・・。
そもそも、ジェット・リーとアンソニー・ウォン兄貴のコンビが、ブレンダン・フレイザー一家に負けるとは思えないしなあ。ウォン兄貴の美人副官の方がヒロインのリンよりも好みだったりとか、レイチェル・ワイズの華やかさがないと寂しいだとか、キャストに対する残念感もありました。いかにも続編をにおわせるような終わり方をしたけれど、やるんならキャストは一新した方がいいじゃないかしら。
個人的には、このシリーズの魅力って「バカップルがキャッキャしながら事件を解決するアクションアドヴェンチャー」という珍しい設定にあったので、それが無くなった「3」には魅力を感じなくて当然なのかもしれません。


ところで、最近はまるで映画感想ブログのようですが、一応メインはサッカーです。最近ロクに観に行けてませんが・・・。
posted by alek at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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